やまもも通信
今年の夏も暑そうです。やまももです。
電車も、道路も少しづつ賑わってきたように思えます。それでも、周りを見渡せば、みんなマスクをした光景があたりまえになっていますが、熱中症には、くれぐれもご注意して、この夏を楽しみましょう。
熱中症には、帽子も有効なアイテムです。強烈な日差しから大事な頭を守ってくれます。
さて、その帽子ですが、別の意味で欠かすことができなかった大切なアイテムだった?!そんな時代がありました。
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ご覧になっていますか。私は、毎週楽しく拝見させていただいております。公式サイトはこちら(外部リンク)https://www.nhk.or.jp/kamakura13/
舞台は、この伊豆にも深く関わり合いがあります。
鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝。平家を滅亡させ、武家政権を確立した人物です。平治の乱に敗れた父、義朝を殺害され、当時14才だった頼朝は、島流しとなり、その後20年間の青年期をこの伊豆で過ごします。その配流された場所が、伊豆の国市にある「伊豆の蛭ヶ小島」。ここで、伊豆の土豪、北条時政の娘、政子と結婚することになります。
ということで、今回は、伊豆の国市にある、伊豆の国大河ドラマ館へとやって来ました。公式サイトはこちら。(外部サイト)https://izunokuni-taigadramakan.jp/
伊豆箱根鉄道、韮山駅のすぐ横にあります。当時の様子、細部までこだわった衣装や、小道具、歴史資料の展示、キャストの紹介、ドラマのメイキング映像など、とても興味深い展示となっております。



さて、ここで帽子の話にもどりまして、その興味深いアイテムの一つである烏帽子。
ドラマでも描かれていますが、お風呂に入るときも寝るときも、常にこの時代の男性は、烏帽子を被っています。当時は、頭のてっぺんをあらわにすることは、恥ずかしいとされていたのです。確かに烏帽子が熱中症対策に向いているかというと、そういうデザインにも見えないですね。ドラマでは、その他にも歴史に基づき、細部までこだわった衣装やアイテム、セットが随所に表現されています。まだこれからドラマは、どんどん盛り上がってくるので、そいうところも含めてみると数倍楽しめそうです。
ドラマ館の周辺には、歴史の名所がたくさんあります。駅と反対方向にまっすぐ進むと、蛭ヶ小島の遺跡の地があります。
大河ドラマ館から、頼朝公配流の地までの歩道には、歴史の解説が数メートル間隔で並んでいます。歩いて学びましょう!
仲睦まじく源頼朝と北条政子の像が立っている様子に、ドラマのシーンが蘇ってきます。



伊豆の国市には、源頼朝をはじめ、北条政子、北条時政、北条家にゆかりある史跡や寺院が多く残っています。伊豆の国市、大河ドラマ放送期間中の今年のうちに、ぜひ行ってみてはいかがでしょう。
頼朝の死後、歴史を引っ張っていくのは、北条政子の実弟にして、大河ドラマの主役、北条義時も忘れてはなりません。ということで今回は、そのお土産を買って帰るのでした。


📍鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館(Googleマップ)
それでは、また。
2022年6月29日
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