城ケ崎荘

小松製作所健康保険組合直営保養所

やまもも通信

vol.70 卵探し
「2021年春号」

 やまももです。

 みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。月日は、過ぎましてもう春です。

 まだ、城ケ崎荘は、お休み中ですが、ユゲとチャップルは、マイペースで楽しく遊んでいます。

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             ↑ユゲとチャップル

 暖かい春のある日、城ケ崎荘に三姉妹のうさぎさんたちが、やって来ました。二羽のうさぎが抱えたかごには、卵。あと一羽のうさぎは、絵具を持っています。三姉妹のうさぎさんたちが、ユゲとチャップルの方へ近づいてくると、手際よく絵具を広げ、卵に絵を描き始めます。ユゲとチャップルも見よう見まねで、お絵描き開始です。

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             ↑夢中でお絵描き!

 卵は、ゆで卵でしょうか。少し温かいので、卵の表面に塗った絵具は、すぐに乾き、なじんでいきます。

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 カラフルな卵が、どんどん仕上がっていきます。

仕上がった卵を、さっそくユゲが食べようと口をあけると、うさぎさんたちは、素早く卵を回収しそれぞれ違う方向へと散って行き、卵を城ケ崎荘のいろんな場所に隠します。

さぁ、卵は10個。全部見つけてね!

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             ↑うさぎさんジャンプ!

 うさぎさんたちが、ジャンプすると卵探し遊びが始まります。カラフルな卵は、よく目立ち、さらに城ケ崎荘を知り尽くしている、ユゲとチャップルは、次々と卵を見つけ出し、元のかごへと集めていきます。

 9個まではね…。

 9個までは、順調だったのです。でも、あと一つが、どうしても見つかりません。隠したうさぎさんたちも、いっしょになって探します。

 

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 うさぎさんの末っ子が、私、つまり庭の奥にある、やまももの木の根元付近で、カラフルな卵の殻を見つけ、みんなを呼びます。

 りすさんが、先に見つけて食べちゃた?それとも、へびさん?ふくろうさん?まさか、足が生えて歩き出した?! 生まれた??

 真相は、謎のまま…。

 うさぎさんたち、ユゲとチャップルみんなで、カラフルなゆで卵を転がして遊んだあと、美味しくいただいたのでした。


 クリスマスやハロウィーンほど、まだメジャーでないように思えますが、海外の行事の中で、日本で、だいぶ知られるようになってきたのが、「イースター」復活祭です。そして、そのアイテムは、”卵”なのです。

 十字架にかけられ、処刑されたイエス・キリストが、その後、復活を果たしたことを祝うのが、この「イースター」というイベントです。その復活の象徴、誕生、生命の象徴が「卵」というわけです。うさぎさんもまた、子どもをたくさん産むことから、繁栄の象徴として、イースターのイベントに、欠かせないキャラクターとなっています。

 イースターの日は、クリスマスのように、ご馳走を食べてお祝いをします。

 イースターの日は、いつ…?

 イースターは、春分の日のあとにやってくる、初めての満月以降、最初の日曜日となります。つまり、クリスマスのように、何日と決まっているわけではないのです。

 では、今年、2021年のイースターは、いつか… 2021年は4月4日(日)がイースターです。日は、変動しますが、日曜日であることは、不動です。そういう意味では、家族でご馳走を食べる日に向いているイベントかもしれませんね。

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              なにかが生まれた?!

 城ケ崎荘も、いつか復活するぞ!みなさまにお会いできない日々が続きますが、希望を持って、復活の日を待ちます。

 それでは、また。

2021年3月25日
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やまもも通信/記:やまもも
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