城ケ崎荘

小松製作所健康保険組合直営保養所

やまもも通信

vol.78 小室山のつつじ園
「2023年春号」

 爽やかな日差しに包まれております。やまももです。

 今年も、城ケ崎荘界隈では、桜が華やかな春を演出してくれました。やまもも通信では、よく春号で桜の様子を紹介しているのですが、今回は、すっかり葉桜となったタイミングの春号です。

城ケ崎荘のつつじ。
↑城ケ崎荘のつつじ。

 今回は、今が旬のつつじに注目です。城ケ崎荘のお庭でも見ることができますが、近隣に、名所があります。

小室山のつつじ園。
↑小室山のつつじ園。

 小室山のつつじ園が見ごろとなっております。

美しいです。
↑美しいです。
まるで赤い絨毯のよう。
↑まるで赤い絨毯のよう。
斜面に広がります。
↑斜面に広がります。
つつじは、ツツジ科ツツジ属の植物。
↑つつじは、ツツジ科ツツジ属の植物。
これは?!
↑これは?!
つつじのトンネル。
↑つつじのトンネル。
童話の世界の入り口のよう。
↑童話の世界の入り口のよう。

 広大なつつじのお花畑の中に、つつじのトンネルがあります。お花のいい香りと、ブンブンと聞こえてくる虫さんの音。人間だけでなく、つつじの甘い蜜を求めて虫さんたちもたくさん集まっています。

つつじの花
↑つつじの花

 赤い花びら、白い花びら、ピンクの花びら。カラフルな花が、私たちを魅了します。そして、虫さんたちにも。いや、むしろ魅了したい本命は、虫さんかもしれません。

 つつじの花をよく観察すると、上側の花びらのみに斑点があります。これを「蜜標」といいます。

密標
↑密標

 これは、虫さんを呼び寄せ、花粉を運ばすための仕掛けで、甘い蜜がある場所に導く標(しるし)だそうです。

虫さんを誘導
↑虫さんを誘導

 実際、甘い蜜がある場所は、蜜標がある花びらの奥のみで、虫さんたちを効率よく誘導する標識の役割を担っているのです。

 私は、広々としたつつじ園をマクロで見渡し、つつじの花を、虫さん目線でミクロに観察して、この名所を満喫してきました。

 つつじの花言葉は「慎み」「節度」。また、色によっても違うそうで、白色のつつじは「初恋」、赤色のツツジは「恋の喜び」だそうで、奥ゆかしく、日本らしい春のときめきを表現しているようにも思えます。花の姿もどことなく和風に感じるのは、私だけでしょうか^^。

 小室山のつつじ園。ゴールデンウィークは、多くの人で賑わいそうです。朝の早い時間がおススメです。

 小室山つつじ園、つつじの開花情報は、こちら。(外部サイト:伊豆・伊東観光ガイド)

 晩春を大いに、楽しみましょう。

📍小室山つつじ園(Googleマップ)

 それでは、また。

2023年4月24日
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やまもも通信/記:やまもも
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